統合開発環境:VisualStudio2026

C#プログラムを作成するための開発環境のセットアップと使い方を学びましょう

VisualStudio2026とは

VisualStudio は、C# 言語の開発者に利用されている統合開発環境(IDE)です。Microsoft が開発・提供しており、Community 版は無料でダウンロードして使用することができます。コードの入力・ビルド・デバッグが1つの環境で行えるため、効率的にプログラム開発を進めることができます。

VisualStudio2026 の起動

インストール後、Windowsのスタートボタンをクリックして検索窓に 「Visual Studio」 と入力し、表示された「Visual Studio」を選択して起動します。

スタートメニューでVisual Studioを検索する

図1. スタートメニューの検索窓に「Visual Studio」と入力して起動する

起動後の画面

起動すると以下のようなスタート画面が表示されます。右側に「新しいプロジェクトの作成」「プロジェクトやソリューションを開く」「folder を開く」「リポジトリのクローン」などのメニューが表示されます。

VisualStudio2026のスタート画面

図2. VisualStudio2026 のスタート画面

プロジェクトの作成

手順1:テンプレートの選択

スタート画面の「新しいプロジェクトの作成」をクリックします。「新しいプロジェクトの作成」ダイアログが開くので、フィルターを C#Windows に設定し、一覧から「コンソール アプリ (.NET Framework)」を選択して「次へ(N)」をクリックします。

新しいプロジェクトの作成ダイアログ

図3. 「コンソール アプリ (.NET Framework)」を選択して「次へ」をクリックする

手順2:プロジェクトの構成

「新しいプロジェクトを構成します」ダイアログが表示されます。以下の項目を入力し「作成(C)」をクリックします。

プロジェクト名:サンプルコードに記載されているネームスペース名と同じ名前を入力します(例:Sample101
場所:プロジェクトを保存するフォルダを指定します
ソリューション名:プロジェクト名と同じで構いません(例:Sample101
フレームワーク:.NET Framework 4.7.2 を選択します

新しいプロジェクトを構成するダイアログ

図4. プロジェクト名・場所・ソリューション名・フレームワークを入力して「作成」をクリックする

⚠️ このサイトのサンプルでは、プロジェクト名はソースコードの先頭に記載されているネームスペース名と同じ名前を使用してください。

ソースコードの入力

エディタ画面

プロジェクトが作成されると、自動的に Program.cs が生成され、中央のエディタ画面に表示されます。既存のコードを修正して、サンプルコードを入力してください。

ソースコードエディタ画面

図5. プロジェクト作成後のエディタ画面(Program.cs が自動生成される)

ソリューション エクスプローラー

画面右側にはソリューション エクスプローラーが表示されており、プロジェクトに含まれるファイル(Program.cs・App.config・参照など)の一覧を確認できます。

ソリューション エクスプローラー

図6. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトの構成を確認できる

自動生成される Program.cs の初期状態

プロジェクト作成直後の Program.cs は以下のようになっています。static void Main() の中にプログラムの処理を記述します。

Program.cs(初期状態)
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;

namespace Sample101
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
        }
    }
}

ソースファイルの追加

クラスファイルなど、複数のソースファイルを追加する場合は、ソリューション エクスプローラーのプロジェクト名を右クリックし、「追加(D)」→「新しい項目(W)...」を選択します。

新しい項目の追加メニュー

図7. プロジェクト名を右クリック →「追加」→「新しい項目」を選択する

「新しい項目の追加」ダイアログが表示されるので、ファイル名(例:ClassName.cs)を入力して「追加」をクリックします。

新しい項目の追加ダイアログ

図8. ファイル名を入力して「追加」をクリックする

プログラムの実行

ソースコードの入力が完了したら、メニューの「デバッグ(D)」→「デバッグなしで開始(H)」を選択します。またはキーボードショートカット Ctrl + F5 でも実行できます。

デバッグなしで開始メニュー

図9. 「デバッグ」→「デバッグなしで開始」を選択する(または Ctrl+F5)

プログラムが正常にビルド・実行されると、コンソールウィンドウに実行結果が表示されます。「このウィンドウを閉じるには、任意のキーを押してください...」というメッセージが表示されるので、何かキーを押すとウィンドウが閉じます。

プログラムの実行結果画面

図10. コンソールウィンドウに実行結果が表示される

💡 「デバッグなしで開始」(Ctrl+F5)で実行すると、プログラム終了後もコンソールウィンドウが開いたままになるため、実行結果を確認しやすくなります。「デバッグの開始」(F5)では、プログラム終了と同時にウィンドウが閉じてしまう場合があります。

ビルドエラーが出た場合

ソースコードに誤りがある場合、ビルドに失敗します。画面下部の「エラー一覧」にエラーの詳細と行番号が表示されるので、内容を確認して該当箇所を修正してから再度実行してください。